皆様 防災の準備は万全でしょうか?
いつくるか分からないような災害に向けて準備するのは少し腰が重たく感じるかたは少なくないと思います。
もし日頃の生活の中に、防災ができれば一石二鳥ではないですか? 今回ご紹介するローリングストックは普段の生活の考え方を変えるだけで一つの防災につながる事でしょう。では解説していきます。
目次
ローリングストックとは?
ローリングストックとは、災害時に備えて家庭に一定の食品や日用品を備蓄しながら、普段の生活の中で少しずつ消費し、消費した分を定期的に新しいものと入れ替える方法です。
この方法により、非常時でも常に新鮮で使用可能な備蓄を確保できます。
その言葉の語源は?いつからその言葉が始まったのか?
「ローリングストック」という言葉は、「ローリング(rolling)」と「ストック(stock)」の組み合わせです。
「ローリング」は「転がす」や「回転させる」という意味があり、備蓄品を回転させながら使用することを表しています。
「ストック」は「備蓄」という意味です。
この概念は、2000年代に入ってから、日本の災害対策の一環として広がりました。特に、東日本大震災以降、家庭での備蓄方法として一般に浸透していきました。
一般的にはどういったものがローリングストックになるのか?
ローリングストックの対象となるものは、主に以下のような日常的に消費される食品や日用品です:
– **食品**:缶詰、レトルト食品、乾麺、米、パスタ、調味料、常温保存可能な飲料
– **日用品**:トイレットペーパー、ティッシュペーパー、歯磨き粉、シャンプー、石鹸
– **医薬品**:常備薬、消毒液、絆創膏 これらは普段から使用するもので、賞味期限や使用期限を確認しながら定期的に新しいものと入れ替えます。
ストックの中でも大切な米の最適な保存方法
米を長期間保存するための方法は以下の通りです:
1. **密閉容器に入れる**:酸化や湿気を防ぐために、密閉容器に入れて保存します。
2. **冷暗所で保存**:直射日光や高温を避け、涼しく暗い場所で保存します。
3. **冷蔵庫で保存**:特に夏場は冷蔵庫で保存することで、虫の発生や品質の劣化を防ぐことができます。
4. **消費期限の確認**:購入日を記入し、古いものから順に使うようにします。
ローリングストックについての注意
ローリングストックを実践する際の注意点は以下の通りです:
1. **消費期限・賞味期限の確認**:備蓄品の期限を定期的にチェックし、期限が近いものから優先的に消費します。
2. **定期的な見直し**:最低でも半年に一度は備蓄品の見直しを行い、不足や過剰がないか確認します。
3. **日常的に使用するものを備蓄**:非常時だけでなく、普段の生活でも使うものを備蓄することで、期限切れを防ぎます。
4. **保管場所の工夫**:直射日光や湿気を避け、適切な温度で保存できる場所を選びます。
5. **リストの作成と管理**:備蓄品のリストを作成し、購入日や消費期限を記録することで管理が容易になります。
ローリングストックは、非常時だけでなく日常生活でも役立つ備蓄方法です。適切に管理し、定期的に見直すことで、常に新鮮で必要な物資を確保できます。
まとめ
皆様ローリングストックについて理解が深まったかと思います。
ローリングストックは実は費用がかかるものではないのがお分かりいただけたでしょうか?
実際の生活で使用する消耗品を少しだけ早い目に購入しておくだけの話です。
決して無駄な物を買う必要はありません。
少しは重い腰が軽くなりましたでしょうか?
災害というものはいつやってくるかは分からないからこそ、普段から習慣化させておくことで無意識に防災に繋がります。
備えあれば患いなし
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